腱鞘炎とは

腱鞘炎(けんしょうえん)は、腱(けん)とそれを包む腱鞘(けんしょう)に炎症が起こることで、痛みや腫れ、動きの制限を引き起こす状態です。特に手首や指に多く見られるため、日常生活や仕事に大きな支障をきたすことがあります。

腱鞘炎の症状

腱鞘炎の症状は、炎症が起きた部位によって異なりますが、以下が一般的です。

【痛み】
特に動かしたときに痛みが生じます。手首、親指の付け根、指の関節が痛むことが多いです。

【腫れ】
炎症部分が腫れ、触ると熱感があることもあります。
動きの制限: 指や手首がスムーズに動かせなくなり、引っかかる感じや動かしづらさを感じることがあります。特に、指の腱鞘炎の場合「バネ指(弾発指)」と呼ばれる、指が曲げ伸ばししにくくなる症状が出ることがあります。

主な原因

パソコンやスマートフォンの長時間使用、家事、楽器の演奏、スポーツ、重労働など、手首や指を頻繁に使う動作が原因となることが多いです。また、妊娠中や出産後のホルモンの変化によるもの、関節リウマチや糖尿病などの疾患が関係することもあります。

腱鞘炎は手や指を酷使することで起こる炎症性の疾患ですが、早期に適切な治療とケアを行うことで症状を緩和し、日常生活への支障を最小限に抑えることができます。整骨院やカイロプラクティックでの手技療法や姿勢矯正は、効果的な治療方法の一つとして活用でき、併せて自宅でのケアも取り入れると良いでしょう。

腱鞘炎に効くセルフマッサージ

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