腰痛

腰痛とは、腰からくる痛みや張りなどの不快な症状の総称です。腰椎と呼ばれる5つの骨がブロックのように積み上げられて構成されている腰に負担がかかったり障害が起きることで発症します。
厚生労働省の調査(令和4年)によると男女ともに1位の症状になります。

腰痛の原因はさまざまですが、多くは次のような要因が考えられます。

• 椎間板や骨の変形
• 筋肉の傷み
• ストレス
• 腫瘍などの異物による痛み
• 長時間中腰や猫背などの姿勢を続ける
• 運動不足で腰を支える筋力が弱っている
• 寒さで筋肉が硬直する

腰痛の約85％は原因不明で、画像診断や血液検査などで痛みの原因が特定できるものを「特異性腰痛」、原因がはっきりしないものを「非特異性腰痛」といいます。

【筋肉や靭帯の損傷】
重いものを持ち上げたり、急に動いたりすることで筋肉や靭帯が痛められることがあります。

【椎間板ヘルニア】
椎間板が外に飛び出し、神経を圧迫することにより痛みが生じます。

【脊柱管狭窄症】
脊柱管が狭くなり、神経を圧迫することで痛みやしびれが現れることがあります。

【姿勢の悪さ】
長時間のデスクワークや不適切な姿勢が腰に負担をかけることがあります。

【加齢】
年齢とともに筋肉や関節の柔軟性が低下し、痛みを感じやすくなります。